今年も12月がやって参りました。 一年の締めくくりでありラリーファン最大のイベント、群サイでございます。 毎年一番気合いの入るイベントですが、今年は相方も気合いを入れてお休みをとってくれたので 観光&温泉を存分に楽しんで参りました。 ということで、今年は12月4日(木)〜ラリーの聖地、群馬詣で旅でございます。 |
意外にもはじめての群サイだったsinさんに『群サイ』の印象を聞いてみました。 ラリーを観に行くようになり、早5年目。 ラリー以外にもそれに絡んだイベントにいろいろと参加してきました。 以前から群サイについては「いいイベントだからおいで。」と、何人もの人から話は聞いていたのですが、今まで参加した事はなし。 それというのも時期的に忙しいのと、場所的に群馬は遠い。(――; 関西人でスキーをする人には理解していただけると思うけど、関西から上越や関越方面というのは行くのに結構面倒なエリア。 その印象もありなかなか足が向かなかったわけ。 しかし、今年はついにラリーの聖地、群馬県に足を踏み入れる事に。 仕事の関係で大阪を出発したのは金曜日の昼から。 群馬まで車では通常7〜8時間はかかるし、高速の割引が使えない時間帯なので今回は新幹線で行くことに。 東海道新幹線、上越新幹線、在来線の上越線と乗り継ぎ6時頃に渋川に到着。 ここで、JUDYさんと合流してホテルへ。 さて、夕食も終えてニュースを見ていたら上越新幹線が雪と風の影響で運転を見合しているのこと。 もし、5時まで仕事をしていたら、東京で足止めを食らっていたかも・・・。 いや〜運がよかった・・・。(^^; この群サイ、正式名称は「群サイ RALLY FASTA」。 内容はデモラン&同乗走行、トークショウ、選手と観客が一緒に参加する自転車レース。 会場にはクスコやアライモータースポーツなどのブースとラリー車の展示。 これだけ書くと鈴鹿WRFやSSMと同じような内容と思われるけど、大きく違うのは会場の雰囲気と選手との距離感。 以前から「手作りのイベント」と話には聞いていたけどまさにその通りでした。 規模的に言えば鈴鹿WRFやSSMの方が大きいけれど、どちらもイベント会社が仕切っていて、ゲストの選手にしても半分仕事で ギャラリーとの間には距離感がある。 しかし群サイでは、選手もギャラリーも同じ場所を共有している。 物理的な距離感だけでなく精神的にも近く、イベントというより仲間同士の集まりみたいな感じ。 選手が隣にいても誰かが騒ぐという事もなく、かといって遠慮しているわけでもなく普通に話をして 一緒にその場を楽しんでいる。 デモランにしても同じ事が言えて、商業ベースのイベントではやはり安全性の点で、どうしてもラリーカーとの間を壁や フェンスで仕切り、さらに距離を取る事になるけど、群サイではラリーカーとの間を仕切る物もあまりなく、 観客のすぐ傍を走り抜けていく。 ただ、誤解しないでほしいのは決して安全性を疎かにしているわけでなく、セーフティテープは張ってあるし、 場所によってはコースを仕切る柵がある。 ただどれも過剰な安全対策を取っているわけではないという事。 それでも問題が起きないのは、ドライバーの技術はもちろんのこと、ギャラリーも危険を冒さない 暗黙のルールを守っているからこその信頼関係です。 イベントの詳しい内容や、その後の工程についてはJUDYさんやイベントに参加した他の皆さんが書くと思うので省きます。 このイベントに興味を持った人やラリードライバーと交流を持ちたいという人は、一度このイベントに参加する事を奨めます。 他のイベントとは一味違った一面を知ることができると思います。 |