全日本ラリー選手権 JRC 最終戦第33回MSCC.ラリーハイランドマスターズ長野・岐阜
[HP]長野県/岐阜県  総走行距離=300km  SSトータル距離=約80km
SSの路面=グラベル  ギャラリーステージあり。
主催:松本カースポーツクラブ TEL:0263-33-5860

 全日本ラリー選手権も最終戦とあいなりました。
思えば今年が全日本ラリー観戦デビュー。 
キャロッセの社長理論『ラリーはファンも育てる』に照らし合わせると、私もこの一年でかなり成長した・・・かも知れない。(^^;)
ただのファンでこうなのだから、さぞや炭山選手はいろんな事を吸収した一年だったかもしれません。
ラリーというものを考えると人生になぞらえやすいためか、ふと鑑みることが多いような気がします。
グロンホルムがパークの事故以後のインタビューで「それでも人生は続いているのだから・・・・」と答え、きっちり自分の仕事をこなしていた姿勢がとても美しく思えました。
本当にラリーには普段の生活では見えない部分を気づかせてくれる、そんな不思議で強い力を感じます。



 さて、いつもの事ながら午前1時、まるで夜逃げ屋のように荷物を車に詰め込み、和歌山からハイランドマスターズのおこなわれる高山に出発いたしました。
(寒い寒いと御忠告をいただいていたため、衣類・防寒具がいっぱいです。)
最近、高速を走っていると「そろそろサービスパークに寄る?」と口走っていますが、相方も「うん」とか言って突っ込んでもくれません。
途中サービスエリアで山菜蕎麦を食べつつ、午前6時過ぎには友達と約束していた宿泊ホテル駐車場に到着。
すぐにコンビニにて昼食を買い込み、本物のサービスパークへと向かいます。

 
グッドモーニングサービス!!                  まだチョット時間が早いためまばらなサービス風景です。
 
炭山選手の車両。  サービスはまだ嵐の前の静けさ?慌ただしい中にもまだ張りつめた空気はありません。
 
通りすがりのギャラリーです。 写真提供Sin様。         小野沢さん頑張ってください。写真提供Sin様。
 
『SAFETY21』という安全のための御札があちこちに・・・・。  効き目は実証済みです!! 
 
すごい車のようですが、結構普通です。             これであのごろごろ石の上を走るんですね。
 
さて車検です。                              見てくださ〜い♪
 
よっこらしょ…と、体重計に乗せます。(太りましたか?)   はい、終わるとココに置いておきます。パルクフェルメですね。


そうこうしているうちに社長&炭山選手が到着いたしました。 
 
今まであまり社長の格好いい写真が無かったので、今回はステキな表情をどうぞ〜♪(^_^)/


きゃ〜炭山選手〜♪ 「・・・ん?」                「エッ?!」     谷底から這い上がる炭山選手?このまま今日と来期からは上り調子で♪
  
写真提供Sin様。 「う…腕つないでも良いですか?!」少々暴挙に出てみました。すみませ〜ん!!(*≧ー≦*)
私、顔がほころびきってますね・・・。すでにカメラ用に表情作る余裕すらありません。
ようするに、死にたくないけど、死んでもいいって顔がコレであります。(*^_^*)
ちなみに、逃げないように炭山選手を後ろ手に縛り上げてるわけじゃないですから。…念のため。(^^;)



 さて、SS観戦のギャラリーステージに移動です。
てずな石油さんで観戦料2,000円を払い、プログラムとステッカーを頂きます。
これでスペシャルステージが2回みられます。
思っていたほど遠くなく、車をおいてからもそんなに沢山歩きませんでした。
今まで行ったラリーの中では一番楽な方だと思います。
但し、雨の山道はやはりチョッと大変です。

 
SS1、ギャラリーポイントB。写真提供Sin様。            同ポイント。相方撮影。
 
すごい雨が降ってます。 雨粒見えます?            二本目の炭山選手。
 
一本目より良い感じで走れているみたい。             ズギャギャーーーッ!!

SS3、ギャラリーポイントB。写真提供Sin様。
 
観戦、晴れバージョン。                        観戦、どしゃ降りバージョン。   

『炭山選手の代わりに相方が身代わりになる?!』の巻き。
ハイランドマスターズの観戦ポイントは、思っていたよりもとても見やすく利用しやすい場所にありました。
関係者の皆さんのご尽力は言わずもがなですが、こういうところもハイランドが長くづけられている要因の一つなんだろうなと思います。
さて、今回は雨にたたられたハイランド、ドライバーには言うまでもなくですが、ギャラリーにとっても、山道、赤土、枯れ葉が積もった斜面はブッチギリに危険。
私がSSの合間の空き時間に向こう側のポイントに行こうとしたとき、相方が「付いていく!」と言うので「どうして?」と聞くと、「谷がある…」と言うのです。
「はぁ?!」とはいうものの、実際その場所に行ってみるとメチャクチャ急な傾斜で赤土ヌルヌル手すり無しって感じ・・・。
コレは絶対一人では無理であります。
雨が激しいので大きなカッパを着せられ、ヘコヘコ手を引かれて歩いて行き、また帰りも同じ道を戻っていた時、事件は起こりました。
「気をつけろよ…」と手を差し出していた相方が忽然と消えのです!!
いつも私の30センチほど上空に顔があるのに、コンマ何秒かの間に私の腰あたりに顔がある・・・・。
それも何か変な体勢で地面にめり込んでいる?!
…って言うか、片足だけ太ももまでズッポリマンホールのような穴にはまっている。 ・・・コレって落ちてるんだよね?
「ひぇぇえええ〜!!大丈夫」 驚いてジタバタする私のそばで相方はムッツリ黙ったまま穴から片足を引っこ抜く。
思った以上に大きい穴です。 なんでこんな穴が道の真ん中にあるんだッ?!
しかし…とにかく今はそんなことより相方の足が心配。 「どこも痛くない?」
ありがたいことにケガは無かったけど、膝から下がずぶ濡れ…って言うかわけのわからない泥水でイヤ〜な感じ。 もちろん靴の中までグタグタ…。
いずれにしてもこのSSが終了するまではどうにもならない。
追い上げ車が通過し、やっとステージはお開き。
自分たちの車に戻る途中、斜面のところで私が転ばないように相方は私をしっかりと支え、その後相方はまた自ら尻餅をついて落ちていった。
私は雨一つ泥一つ付かず、相方は満身創痍の姿でステージを後にすることとなった。
これぞナイトの鏡。 相方には心より感謝いたしております。
しかし、相方に自分の予備のズボンと靴と靴下は絶対に持って行ってね雨だから。 と言っておいたのに持ってきていないことが判明。
まっ、世の中どこに行ってもそれぐらいは売っているから困らないんだけど。
しかし知らない土地では店の場所もわからないためとりあえずナビに全てが一気にそろいそうな『ユニクロ』と入力するとラッキーなことに近場にある。
SS観戦後はサービスに戻る予定だったのを変更し、先に衣服のお召し替えと夕飯のお召し上がりすることにいたしました。
その後サービスに戻ってこの話をメカニックの小野沢さんにすると腹の底から笑われ。
社長には「ユニクロ?もっと良いところで買ってやれよ〜」と言われ、まるで千手観音に往復ビンタを食らったような有り難さでした。
とにかくウチの相方が落ちたり転んだりしたおかげで炭山選手は無事完走?だったのかもしれないと勝手に思うことにいたしました。。
それにしてもハイランドマスターズ主催者の方、あの穴危ないです。 ほんと、こんな事になっちゃうんですよ〜。(T_T)


 ナイトサービス。(相方お召し替え後…^^;)
 
こういう時間になっております。                  寒かったので大溝社長さんがテントに座らせて下さいました。 

おかえりなさいませ、炭山選手♪写真提供Sin様。
 
帰ってきました炭山車!!                     コレからメカニックさんのかっこいいところです!!♪
 
コチラもサービス中、カレーライスはよく走れるのでしょうか?  行ってらっしゃ〜い、頑張ってきてくださ〜い!!
さて、我々はここらあたりでホテルに帰るといたします。 良い夢を見て明日また楽しみにココに戻ってきたいとおもいます。



翌朝、昨日の天気が(相方の悪夢が)ウソのような天気でございます。
 
山頂にはうっすらと積雪がございます。           社長と炭山選手のご出勤。笑顔です。
 
リザルドをご覧になってます。                    コレです。 6位入賞ですッ!!

Bクラスの表彰。1位、大嶋治夫・井出上達也選手。井手上選手はコ・ドラNo1なのですね。おめでとうございます♪
 
今回から炭山選手とクルーになったコドライバーの沼尾敬廉選手。 来シーズンも頑張ってくださ〜い♪写真提供Sin様。
 
炭山選手、6位入賞おめでとうございます♪ ヌン様もおめでとうございま〜す♪
帰りにも写真を撮っていただきました。
やっと帰りがけに写真を撮って下さいって言いやすい雰囲気で…、なにかそれだけでも嬉しい気がします。
炭山選手が「来シーズンは全戦完走して、コンスタントに6位以内入賞」っておしゃってますから、入賞が定位置になったら無理なく3位以内に
バシバシ入ってきそうです。
またシーズンオフのイベントではシーズン中の走りとは違う派手にドリドリした走りも見せて下さいね。 楽しみにしております。(^_^)v

はぁ〜2005年も終わっちゃいましたね。
とにかく、『裕矢元気でミスが無い』が一番嬉しいかも♪ 後、ファンに出来ることはシーズンオフの間に開運グッズ買い集める事ですかね?
2006年も応援に行きますので炭山裕矢ファン、CUSCOファンの皆様、会場でお会いしたら一緒に応援して下さいね。
群サイまでに2006年バージョンのフラッグ製作いたしま〜す♪


バックします。