2005
9月28日(水)〜10月3日(月)




今年もラリー・ジャパンに行ってきました。
最近は、全日本ラリーやラリー関係のイベントなどにも行かせて頂くようになりましたが、
私にとってラリー・ジャパンはとても思い入れがあります。
WRCだからというのではなく、ラリーは感動を与えてくれるものであると教えてもらった最初の出会いだからです。
あれから1年、今年もまたそんな悲喜交々な感動の中に身を置きたくて、この北の大地「十勝」を訪れました。

[9月29日・セレモニアルスタート]
9月28日、夜の関西空港〜千歳行きの飛行機に乗り、深夜ゆっくり時間をかけ(途中スーパー銭湯に寄ったりしながら)29日早朝、帯広市街に到着。
早朝ということもあり帯広市街に入っても、自分のテンション以外ラリージャパン!という雰囲気もまだ見られません。
それでも、立ち寄った24時間仮眠がとれるように解放してくださっているスーパーの駐車場では、他府県ナンバーの車がチラホラと見え、シートを倒して気持ちよさげに眠っておられ、すれ違う車はペター・ソルベルグの車両…そっくりのレプリカ・カーをソルベルグと似ても似つかぬ方が運転をしておられます。(せめて金髪に染めて欲しかった。)
スーパーで朝食を調達し、そのまま車内で食べた後、朝一番のサービスパーク行きのシャトルバスに乗りました。
バスの中では、炭山選手は体調万全かな?ヤナ様は気合い入ってるだろうな、メカニックの皆さんはお忙しいかな?クリス・アトキンソンにサインは貰えるかな?などと、しだいに胸が高鳴って、いろんな事が頭の中をクルクルと回ります・・・。
しばらくして車内に声にならないざわめきがおこり、窓の外を見ると視界一面にサービステントがひろがっていました!!!
【おおっ!サービスパ〜〜ク♪】
バスを降りて開場時間まで列んだ後、定時にサービスパークがオープンし観客が小走りに目的のサービステントへと散って行きます。
【そんなに急いでどこへ行くのでしょう?】
私と相方もスバルやシトロエンのワークステントを覗きながら歩きだします。
プジョーテント前を通過したときはいろいろな感慨がありました。
でも、それもこれもきっとグロンホルムが走り出せば、またいつものように歓声に包まれるのだろうと思います。
命あるものだけが坂道を登るのならば、自分が選んだ道を登り続けたいですものね。
【頑張ってください!<(_ _)>】
先日のSPORTS-i ESPNの番組で福井敏夫氏が、それぞれに立場が違うのだからパークの死に対してこうするのが正解というものはない。それぞれが考えて行動すればいいことだというような主旨のコメントをのべておられました。
ネット上ではグレートブリテンのローブやソルベルグに対して批判するような書き込みをたくさん見ましたが、メディアで福井氏がそういってくれたことで胸のつかえが降りました。
その事を福井氏にお伝えし、ツーショット写真を撮っていただきました。
…んがっ、シャッターがおりる瞬間何かが気になったらしく、サクッと横向いて…。
まっ、福井さんですから何したって許されます♪(^_^;)
【福井様、カメラはあっちです…】

さて、まだ静まりかえったサービスパークですが、シェイクダウに向けてワークスチームのあわただしい緊張感が漂います。
ウチの相方はハァハァ…しながらビシビシ…カメラのシャッターを切っています。

【芝生のところはギャラーウェイなんだけど、ペターが通り過ぎようと誰〜も見ていません。ある意味凄い光景です。】
何撮ってるのか私にはわかりませんが、どうやら男のロマンっぽいのでそのままにしておきます。
私は、好きこそものの上手ラリーということで、「シュコダはリアアームのところの文字がカタカナになってるらしいから撮っといてね〜」とだけお願いし、キャロッセの黒いテントへ直行です♪
しかし私達の到着は必要以上に?早かったようで、クスコ・レーシングの方々はまだ到着前でした。
黒いトランスポーターを物珍しく見ていると、キャロッセの皆様が到着しはじめます。
「おはようございま〜す♪」
なごやかな雰囲気と、ピリピリした緊張感が入り交じったサービスの準備作業が始まります。
そういえば、こういう作業から見せていただくのもはじめてでチョット嬉しい♪
少しお手透きのところで、メカニックの石原さんにジュディー手作りの『石原チーフ・ベア』を貰っていただく事に♪
ずっと抱いて来て、飛行機内では客室アテンダントの方が「可愛いですねぇ〜♪」と褒めてくださいました。
(言ってもわからないと思うので、モデルも可愛いですよ♪とは言いませんでしたが。^^;)
【左がテディベアです。】←誰か突っ込んでくださいね。(^^;)
気に入っていただけたら嬉しいな。
【タイヤのミゾをカットする石原メカニックです。】
大溝社長様ともお話しをさせていただきました。
『ひえつき』でも少しお話しをさせていただきましたが、ストレートで物事の芯をとらえた話し方が小気味よい御方でいらっしゃいます。
【社長…、何故かいつも正面顔が少ないです。】
今回もジュディーが勝手に作っているトート・バックを持って行っていたのですが、そのニューバージョンがお気に召されたようなので、よろしければと貰っていただきました。
それって考えてみれば不思議というか、ばちあたりというか…(^^;)。
でも、そのお返しにとてもいいものを頂きました♪ありがとうございました。
【小野沢さん、車検ですか〜?】
皆さんそれぞれにご自分の仕事を躊躇なくスムーズにこなしていきます。

さて、サービステントの配置ですが、クスコの前に丁度WRCカー等が帰ってくる通路が有り、ふと気づくと真後ろをソルベルグなどのWRCカーがゆっくりと通過したりします♪
その通路を挟んで向かい側が新井敏弘選手のテントの裏。
裏といっても、表はメカニックのサービスなので、後ろ側にはオシャレな椅子がやテーブルが置かれた選手がくつろげる場所となっております。
この日、初日29日のサービスパークはギャラリーが少なく、選手の方達もとても無防備な感じ・・・。
その最たる御方が新井敏弘選手です・・・きっと。
私が新井チームのテントに背を向けているとき、後ろで新井さんの声が聞こえてきたので何気に振り向くと、うっ!お着替えの真っ最中!…っていうか、ソコで脱ぐんですかぁ?!
ウチのHPって新井選手のファンの方も沢山来てくださっていますのでとりあえずご報告を…。
新井選手、ラリージャパンでの勝負下着はチェックのトランクスでした。(さすがにその時の写真はございません…。^^;)
 
【レキ車?のリアには落書き?いいえ、エールの走り書きが。】 【新井選手の扇子(手作り)にサインを頂きました】
しばらくほとぼりを冷ました後、新井選手にサインを頂いていると、「あっ…浮気してる!」と、タイミングよく?キャロッセの専務が柵を乗り越え通り過ぎていきます。
「えっ!えっ〜!?」と、意味もなくしどろもどろの私でした・・・。(゚〜゚;)


その後、ジュディーはスバルのテントへ・・・。(ある意味、再び浮気です。^^;)
友人のHPにあるラリージャパン優勝ランキングで、1位ソルベルグ、2位ローブ、3位にクリス・アトキンソンを投票して来ました。
ジュディー一押しのクリスには3位でポディウムにあがっていただきたい!
全日本では炭山裕矢選手一直線ですが、今のところWRCではクリス・アトキンソンです。
丁度SUBARUテントの前にクリスとコ・ドライバーのグレン・マクニール出てきていたので、人の少ないこの間に突入開始です!
染めの和手拭い生地に日の丸模様と一番という文字が書かれたハタを握りしめ、サインを要求。
一瞬これはナニ?という感じで不思議がられましたが、クリスとグレンの二人にサインを貰い、クリスに同じものを手渡し、プレゼントですと言うと、ニッコリ♪笑ってくれました。 笑った顔がなんとも可愛ッ♪
【ラリージャパンでは一番じゃなくて3番でしたが、もう◎です♪】

次は群馬ミツビシの林さん(No72・荒井/内田組)の所へ。
大阪のダートトライアル開幕戦の時にお話しをさせていただき、いろいろグッズを頂いたので御礼のお菓子差し入れです。
【みんな、信介さ〜ん!って応援してました】
その後、ジュディーのHPに来てくださって炭山選手の応援している私に、いろいろと暖かいメッセージを下さる『りんこ』さん(No90・箕作有俊 / 長谷川倫子(みちこ))組のところへ。
りんこさん組は朝はまだ誰もいらっしゃらず、しばらくしていらっしゃったメカニックの方にお聞きすると、「選手は午後2時くらいに来ると思います」とのことでした。
(この時でまだ11時にもなってないし…。^^;)
お二人とお会いできたとき、応援のために作ったWAKO'Sフラッグを見ていただき、頑張ってください!とエールを送りました。
りんこさんにもドライバーの箕作さんにも始めてお会いいたしましたが、お二人とも素敵な大人で、ラリーのある人生を謳歌していらっしゃって格好良かったです♪
【スゴイ轍を全開ででカッ跳んで行きます】
りんこさんから「これあげる」と言ってNGKのキーホルダーを頂き、「関西人にこれを見せると『難波グランド花月』としか思いませんよね」とボケて大笑いされました。

さて、クスコのサービステント前に戻ってウロウロしていると、キャロッセのジャンパーを羽織ったどこかで見た人が・・・。
きぁっ!!す…炭山義昭様ッ…相変わらず素敵です♪(*^_^*)
父・炭山氏は息子の裕矢選手の応援で駆けつけていらっしゃいました。
ラリージャパンでジュディーと一緒に行動していた女の子に「あそこで立ってる、一人あぶない刑事みたいな人、裕矢さんのお父さんだよ♪」と言うと「ええっ!若〜い、カッコイイ♪」って、驚いていました。
【チョッと手で隠れちゃってますが、紺のTシャツが父・炭山様です】
程なく柳澤選手、炭山選手もサービスに到着され少し炭山選手ともお話しをさせていただきました。
相変わらず素敵なお二人♪
明日からはまたカッコイイ走行が見られます、幸せ♪
夕刻からはセレモニアルスタートでのファンサービスのパフォーマンスを見せてくださいね〜!
帽子を投げてくださるという噂で、それをゲットするのは無理だと諦めて居ましたが、先ほど社長さんから私と相方のに一つずつ頂けたのでラッキーでした♪

セレモニアルスタートの場所取りをするため、サービスパークから帯広駅前に移動。
早めの夕食は豚丼で有名な『ぱんちょう』でとり、美味しくてお腹いっぱい。
午後5時前には通りでめぼしい位置の物色を始めたのですが、すでに沿道にはたくさんの人が列んでいてなかなか決められません。
そんなとき、ふと側を見ると見覚えのある人が一人…んっ?二人…えっ?気づくと皆さん赤いジャンバーに黒のクスコレーシングキャップ。
そう、キャロッセ社員の皆様。なんと会社を休んでの大応援団なのでございます。
「大久保さん、こんにちはですぅ〜♪」いつもファンにもとても気をつかって下さって感謝しております。m(_ _)m
「ハマレンジャーさん、群サイではありがとうございました。」また今年も行きます。パーツ買いますから。(^_^)「シュガーレンジャーさん、大阪ではいろいろお話ししてくださって嬉しかったです。」また関西に来られたら覗きに行きます♪
長い待ち時間の間にもキャロッセの可愛いお嬢さん達が「パンいかがですか?」「焼き鳥どうぞどうぞ♪」と、買ってきた食べ物を私達にも勧めて下さいます。
相方と二人連れとはいいながら、やはりたくさんの方とのこの雰囲気って凄く楽しい!
そして二人では大きな応援フラッグを広げるのは無理だと思っていたのですが、ご厚意でキャロッセ横断幕に混じり沿道にフラッグを広げさせていただきました♪
【これはまぎれもなくコスプレですッ!(^O^;)】
ところで、私は普通の服なのに、ウチの相方はネットのキャロッセショップで買った皆さんと一緒のジャンパーを着ていました。
ようするに本物に混じり、相方だけ『コスプレ』って事です。(^_^;)

セレモニアルスタートが始まり、次々とラリーカーが目前を通過していきます。
一年前ラリージャパンに来たときとは違い、ドライバーさんや所属チームのことが少しはわかるようになっているので見ていて楽しいです。
もちろん『ドライバー炭山裕矢!コ・ドライバー星野元!』とコールされたときは大興奮で、前を通ったときはキャーキャー♪言ってしまいました。
ヤナ様もユウヤ様も晴れやかな良い笑顔です♪

【炭山選手の視線の先には…お父上様?!】

 
【写真提供・sin様 駅前ロータリー付近で撮影】      【写真提供・sin様 駅前ロータリー付近で撮影】
隣にいた子供も「ヤナギがんばれー!裕矢がんばれー!」と大声援を送ってくれています。
大久保さん達が近くにいた子供に「車に75とか65とか書いてたらこう言うんだよ〜♪」と親切丁寧に教育した成果です。(^^;)
そんな群衆の中で今回、私なんか足元にも及ばない裕矢ファンが居ることを知りました。
車の前に跳び出さん勢いで必死にデジカメのシャッターをきっている御方、炭山選手のお父上様。
'04ダートトライアルS3クラスチャンピオンという威厳も何もかもかなぐり捨て、小さなデジカメでバシャバシャ息子を撮っている様子は、ただの親バカな父。…(^_^;)m(_ _)m(^_^;)m(_ _)m
裕矢選手ほどになると、メディアやいろんなファンの方がいくらでも凄いカメラで写真を撮ってくださっていると思うのですが、そんなことは関係ないんですね。
子供がいない私にとってはチョッと羨ましく、親ってありがたいな…って、あらためて感じたステキな光景でした。

さぁ明日からLeg-1が始まります。
今日はゆっくり寝て、頑張って応援したいと思います!!♪


[9月30日・Leg-1]へGO!


バックします。